NPO法人クロスロード みんなの想いに応えたいNPO法人。手助けがちょっとだけ必要な子供達を育てている家族が「こんな施設があったらいいな」という想いを込めてつくったNPO法人です。

設立の趣旨

 私たち障害を持つ子どもの親は、何れ介護を受ける側に立つものとしての課題を持ち、障害児本人や私たちの支援者、その仲間と一緒に地域社会で暮らそうと共に歩んできました。そしてその中で、それぞれの生活・活動を通じて地域で暮らすことの大変さや困難さを強く感じています。
 
 私たち保護者は、核家族化した家庭環境の中で情報に振り回されながら、子育てに不安を感じています。とりわけ子どもに障害がある場合にはさらに不安は強く、生きる力を失いかけることさえ多くあります。そして、障害を持っているというだけで、乳幼児期から医療機関、福祉施設や特別支援教育の場などで早期療養を開始させられています。その場は、一般社会とは切り離された特別な社会であるため、私たち保護者と障害を持つ子どもたちは地域の中に溶け込むことが難しくなっています。
 
 そして、障害を持つ子どもたちが学校教育を終えた後には、自立生活の場も居場所も保証されていません。特に就労の場では根強い社会の差別や偏見があり苦しんでいます。さらに、高齢化社会が進み、障害を持つ子の保護者は、両親の介護、自分自身の老後と子どもの将来に対し強く不安を抱えています。
 
 これらの複雑に入り組んだ複合的問題を解決するために、私たちに何ができるでしょうか。今、不安でいっぱいの現実の中にあって、一人ひとりの力は小さく、できることも限られているかもしれません。でも、一人ひとりがまた誰の代わりでもなく、かけがえのない存在として、何かができることも確かです。そこで私たちは地域で生きる中でぶつかるたくさんの壁に目を背けず、諦めることなく、それらの問題を解決しようとする主体となることを決意しました。

クッブ講習会・体験会報告